読者の感想 NO.8

こんばんは。遅い時間に申し訳ありませんがこうやってメールを送らずにはいれませんでした。

4ヶ月になった息子が寝たのを見計って何のけなしに読ませて頂いたのですが、私にとってあまりに衝撃的な内容に、つい時間も忘れ読みふけってしまいました。読んでいる最中から涙が止まりませんでした。わたしは今25歳、まったく戦争というものを知りません。そして血なまぐさい戦争ものの映画なども嫌いでした。 

気持ち悪いと敬遠してきましたが、それを知ることがどんなに大切だったか、普通であると思っていた自分の立場がどんなに幸せであるか分かったような気がします。 

人間が人間として扱われなかった時代、そんな時代を生きてきた井筒さんは、”命の大切さ””戦争の愚かさ”を戦争をしらない人たちの何十倍も解ってらっしゃるのでしょうね。 

今、私の横で眠っている息子がもう少し大きくなったら、あなた様の本をわかりやすく息子にも読んでやり、戦争というものの怖さ、恐ろしさを伝えていきたいと思います。 

偶然とはいえ、この本に巡り合えて良かったです。無理せずこれからも活発で素敵な方でいて下さいね。                   

                          小牧 めぐみ

初めまして千田と申します。76歳になります。

「生かされて生き万緑の中に老ゆ」を感動に浸りながら読ませて頂きました。

昭和18年、旧制中学4年生(16歳)で海軍予科練ヘ入隊した戦争体験者ですが、私の体験に比べ満州の暮らしがどんなに大変なものであったかはよく分かりました。

満蒙開拓団から戦後命からがら引き揚げて来た知人などの話からも想像していました。

因みに私の妻も新京からの引き揚者です。

今後のご健勝をお祈り致します。

           千田   明   http://sen0288.cside.to/omoideki.index.htm

はじめまして。こんにちは。

キクエさんのHPの自分史、1から17まで一気に読ませていただきました。読みながら、また読み終わってからも、あ〜〜大変な人生を歩んでこられたんだなぁ〜と思うと同時に、きっと幸せな人生も歩んでいられるんだろうな、と、感じました。

Yahoo!Japanの検索でキクエさんのHPがヒットしました。何気なく見始め、そして吸い込まれるように最後まで読み通してしまいました。勉強になったとか、為になったとか、そう言うレベルの興味ではなく、一人の人間として、また女性としての波瀾に富んだ人生が淡々と綴られていて、大変興味深かったから一気に読めたのだと思います。と、同時に大正から昭和、平成にかけて、悲惨な戦争の時代を生きていらしたキクエさんの自分史を読むことで、私の両親が生きてきた時代をまた身近に感じることができました。

私の父は2年前に83歳で亡くなりました。母は、昭和2年生まれの今年75歳。とても元気にしています。時々母から若い頃の話しを聞く機会があります。そんな時、歯を食いしばって生きてきたんだろうな〜、たいへんだな・・・と思います。母は、“あの頃はみんな大変だったからね”とも付け加えます。母の話しから他の人の暮らしを想像できても、具体的にはなかなかピンと来ていませんでした。今回キクエさんのHPでの自分史を読んで、あの時代に生きていらした方はみんな、必死の思いで生きてこられたのだと改めて感じることが出来ました。

一人一人の人生はとても貴重なものですね。それがわかれば、この世の中もっと平和になるかもしれないと思います。

有難うございます。

いつまでもお元気でいてください。
                        Chieko

こんにちは・・・こちら埼玉秩父市在住の関根安彦と申します。
 
友達より「大陸の花嫁」のことを聞き、今、あなたのホームページを見ました。ずしりと心に沁みます。

私の嫁さんも中国のハルピンより三年前にやってきました。今23才なのですが、一歳四ヶ月の子供がいます。今年の七月にもう一人生まれます。「満州開拓団」のことは、嫁さんも良く知っています。

三年前にハルピンに行きましたが、当時の日本軍の建物らしきものも見うけられました。一歩郊外に出ると、見渡す限りの大地でした。本当に大変な時代でしたね。でも事実は事実として、伝えて行くことが大事だと思います。今後もがんばって下さい。

                             関根安彦


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