NO.3 

★とにかく感動の一語に尽きます。日本の現代史の負の部分を一身に背負うようにして、健気に生き抜いておいでになった井筒様を心より賞賛し、かかる同胞のいることを誇りに思います。

わたしも俳句をたしなみますが、井筒様の来し方を拝読し、「生かされて生き万緑の中に老ゆ」の深い意味合いがよく理解できました。自分を育て支えてくれる人たち、自分を加護してくださる神仏、万緑とは取りも直さずそれを包含したものという含蓄が痛いほどに伝わってきます。

俳句は言葉の遊びではないこと、俳句は自分の体験のなかのエキス純度をとことん高めたものでなければならない、ということを改めて学ぶことができました。心から御礼申し上げます。

わたしの拙い俳句をホームページ読後感として添付いたしますのでご笑覧ください。

   恩讐の 彼方へかかる 大き虹       風狂子
貴女様の自分史を、拝読いたしまして感激いたしました。

大変なご苦労なさったのに、如何したら優しくなれるのでしょう。
同じ、女性としまして、私も考えさせられました

私も妹と仕事をしておりますが、この頃は妹に何時も腹立たしい 思いを抱いております。貴女様のことと比べましたら取るに足らない事なのに腹を立てている自分が恥ずかしくなります。

有り難う御座いました、まだ涙が止まりません。
本当に良い勉強になりました

お書きに成られるまでの勇気も去る事ながら、何にでも立ち向かって行かれた、心や勇気に、私も学ばさせて頂きたいと思います。

どうぞお身体をご自愛くださいませ。
何時までもお元気で有られますようにお祈りいたします。

                              福岡のマック
★貴HPがたいへん感動的でありましたので、私が入っています、50歳代以上のシニアを中心としたメーリングリスト(会員約320名)でご紹介させていただきました。

 多くの方にご覧いただいたようですが、アップされましたいくつかのメールから、感想の一部をご紹介させていただきます。


 その生命力たるや超人的です。すざましいその生き方戦争を良く知らない私で も涙なしには見られない優れたものです。  

 戦争は何時も力の弱い市民や婦女子が一番苦労をさせられるのですね。戦争だけはしてもらいたくない。

 今の時代、忘れてはいけない日本人の大切な歴史の一部だと思います。ご本人の体験に基く著述だけに頭が下がります。歴史は政治家や軍人によって作られたようについ、錯覚し勝ちですがこうした庶民の過去の実態を忘れてはならないと思います。

 数奇な運命に翻弄されながら今なお写経をし世の中に役立ちたいと言う井筒さんの生き様に深く感動いたしました。いま30代〜50代の人たちとサークルを持っていますのでこのHPを紹介してみたいと思います。

 大変に感動しました。大体私と同世代を生きていられた方で、私もそれなりの苦労はしましたが(敗戦後の事ですから)それに、福井の武生には若い時暫くいたことがあり、尚更でした。


 皆さんに感動していただきまして、ご紹介した甲斐がありました。どうぞ母上様にもよろしくお伝えください。
                       西羽  潔   URL
http://www.rose.sannet.ne.jp/nishiha/
             戦争を語り継ごう ―リンク集―                                         
        
http://www.rose.sannet.ne.jp/nishiha/senso 

 

『生かされて生き 万緑の中に老ゆ』
  一気に読まさせて頂きました。

  私も、引き揚げを経験しています。
 と言っても、21年生まれで、引き揚げたのが
 0歳の時なので、何も満州の事は覚えておりません。
 現在、4才と、2ヶ月の孫が居ます。その孫の成長を見るにつけ
 両親は、4才(兄)と2才(姉)と数ヶ月(私)の子をどのような困難を
 乗り越えて引き揚げてきたのだろうかと、考えこんでしまいます。

  戦後、父が引き揚げの苦労からか結核になり、
 私が小学校4年生の時まで入院していました。
 日本中が苦労した時代なのでしょうが、
 母が一人で3人の子供を働きながら育てるのは、
 大変な苦労だったと今になって思います。
 我が家は、お父さんの居る家に比べて、
 貧乏だよなーっと、子供ながらに思ったりしました。
 それと、昼間母親が居ない生活はとてもとても、
 寂しく心細いものでした。

 奇跡的に父の病気が治り、その後は
 我が家も人並みな生活がやっと出来るようになった
 のではないでしょうか。

 今は、私は優しい夫に恵まれ
 二人の男児も結婚して、夫婦二人の水入らずの生活を
 何不自由なくエンジョイしています。
 でも、3年前まで、義両親の介護を7年間やり、
 其れは其れは生き地獄かと思うような体験をしましたが、
 終わってみると、其れも人生の糧になったような気がします。

  読ませて頂き、本当にありがとうございました。
 戦争中の様々な体験と、
 戦争前後の日本の暮らし、どれも後世に語り継ぎたいものです。

  戦後に今のご主人と巡り会われた事は、
 本当に幸せな事でしたね。神様からの贈り物でしょうか。

  印刷して、母や姉に読んで貰おうと思って居ます。
 介護本当に大変でしょうが、お体を大切に、
 余りご無理をしないで、いつまでもお元気で。                                  

                            匿名希望                                


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