(テレビ大阪 水曜日 18:00〜18:30)
「009・・・やんなぁ・・・」
主人公を見て、こう思う人は多いだろう。
というよりもほとんど全員ではないだろうか?
とりあえず外見の話は置といて、まず最初に感じたのは、主人公鳴滝はまだ少年にも関わらず周りに認められているということ。
特別な強さを持っていても、年のせいで軽く見られたりすることはよくあるが、
警官にまで認められているという少年は、なかなかに珍しい。
もっとも、同僚のからはそれほどではないようだが。
始まってすぐにロボット戦があるが、技術の高さが伺える。
見た目は鈍重で動くときも”ガッチャンガッチャン”という感じだが、
主人公鳴滝のロボット・強力の体当たりをまともに喰らっても、よろけるだけで倒れなかったテキロボット。
見た目らしからぬバランス性能をもっている。
倒れたりはしても高性能という点で、ヤッターマンシリーズを思い出す。
アネさんがリーダーの3人組に、姿を隠した親玉も含めて。
名前はバレてるけど。
しかし、このアニメに登場する警官鬼瓦は本当にお約束キャラという感じがする。
影すらも見ていないのに弾をぶっ放し、爆弾まで準備するあたりはいかにも”それ”らしい。
「〜のはず」「絶対に〜だ」という、警官にあってはならない推測で行動する。
わからないのが、鳴滝と強力の関係。
鳴滝の声によって動くのかと思えば、自力で闘ったりもする。
実に中途半端なロボットである。