(テレビ大阪 日曜日 9:30〜10:00)
最近では、すでに原作を知っているアニメが多かったが、このガサラキは原作をまるで知らない。
だから第一話を見るときも、かなり期待していた。
第一話を見終わった感想。
「お前は一体何なんだ!?」
最初の戦闘シミュレーションを見たときは、かなりリアルなロボットモノだと思った。
前進するときも、コクピットの振動を防ぐために胴体の部分はほとんど上下していない。
ライフルを撃つときも、反動を抑えるための措置がしっかりとられている。
この辺りは、地味ではあるが非常に現実的であると言える。
しかしロボットに関して言えば現実的であっても、やけに気になるところが他にある。
それは、通信士である。
しゃべるスピードが遅すぎる。
起こっている事実を一瞬でも早く報告する必要があるはずなのに、やけにゆっくりとしゃべっている。
確かにハッキリとした口調ではあるが、報告を聞いている人間の方が早くしゃべっているのは、やはりおかしい。
そしていきなり入ってくる、能。
ユウシロウは一体どういった状況におかれているのだろう。
初めのほうでは、なにか特別な力を持ったパイロットなのかと思った。
しかし、ここでは舞いの踊り手となっている。
見た感じでは、能の方が、このアニメの重要な部分を担っているように思える。
普通なら、そんな大事な存在であるユウシロウを、危険なパイロットにする必要はないはずである。
なのに、パイロットとしてのユウシロウがいる。
このあたりが、全くわからない。
一体ユウシロウとは何なのか、何も分からなかった第一話。
次回は、少しでも謎がとけるのだろうか。